本来であれば仕事というものは成果さえ出していれば、ある程度は決められた時間内に自由に進めても良い物ですが、雇用形態によっては時給制のものもあり、在宅勤務中のサボりが問題になることがあります。パソコンの前にいるからと言って仕事をしているわけとは限りませんが、様々なツールを使うことによってサボりかどうかを判断することは可能です。在宅勤務で重要になるのがコミュニケーションツールです。メジャーなツールはいくつかありますが、一定期間操作が行われていないと離席中になるものもあるため、パソコンを操作しているかどうかを判断する基準として、こうしたコミュニケーションツールの「離席中」を判断に行うのも良いでしょう。

前述のとおり、パソコンの前にいるからと言って仕事をしているとは限りません。パソコンを操作しながら関係ないWebサイトを見たりしているときは、通信や操作ログから判断が可能です。社用のPCを個人的な目的で利用することを禁止している会社も多くありますが、システム管理部門が在宅勤務者のパソコンの稼働状況をチェックすれば、その時間に何をしていたのか把握することが可能です。サボりを防ぐためには、適切な仕事量を割り振ることも忘れてはなりません。

仕事がないのにサボるなというのは無理がありますので、負荷が高くならない程度にやることを与えるのも大切な仕事です。管理する立場にあるものは仕事量とスケジュールを考え、サボりにならないように進捗管理をするようにしましょう。